細糸1本で海と会話

アクセス数は気にせずに、自分のペースで趣味である投げ釣りのことを中心に書いていきます。

シーズン初出撃は・・・

コロナウイルスがとんでもないことになってきました。
 
世間では「最低7割 極力8割の接触削減に協力を」という掛け声がかかり、通勤途上で見る飲食店は多くがシャッターを下ろしているか、開いていても客の入りが悪そうに見えます。
 
そんなことを感じていたら、私の職場でもテレワークが導入されました。
インフルエンザと比べた感染力や致死率が話題になっていますが「どちらが」ということを抜きにして感染力が高いのは間違いないようですし、自覚症状が出る前から他人に感染させるという特徴もあるようです。
 
そんな中でキス釣りの開幕戦をどうしようかと悩んでいたのですが、いろいろと考えた結果、出陣を決めました。
 
ただし、コロナウイルスは怖いですし、もし私自身が無自覚な感染者だったら、出会った人にかける迷惑は無限大です。そこでいくつかのルールを決めました。
 ・先客がいる場所には入らない
 ・後から別な人が来たら即撤収
 ・マスクを外さない
こんな御時世に不謹慎な・・・と呆れる人もいるかもしれませんが、私なりに考えた「正しい怖がり方」です。
 
当日は満潮が昼前だったので、それに合わせて出発しようと思っていたのですが、釣り座を確保したかったのと、そもそもワクワク感で早くに目が覚めてしまったので、結局明るくなる前の出発になりました。
 

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日の出が綺麗です。
 
毎度のことですが、長時間の竿出しは考えていなかったので仕入れる餌は少量にしておきました。
 
最初の釣り場へ到着しましたが、まだ潮位が低いのと、若干風があって寒かったので、先客がいないことを確認してから車の中で食事を取り、小1時間くらいしたところで釣り座へ立って第1投・・・
 
・・・反応なし
 
続けて第2投・・・
 
・・・と思った時に異変が現れました。
 
何が異変かというと、なぜかリールが逆回転します。
クラッチを確認しましたが、オフにはなっていません。
 
気になったのでスマホを取り出して調べてみると、クラッチ内部に余分なオイルが入り込んだことが原因のようです。確かに先日オーバーホールでそんなことをしてしまったような気がします。
 
しかしこんなところでリールを分解することもできませんし、そもそも分解するための工具も持ってきていません。
 
クラッチの不良に注意しながら数投してみたのですが、全く反応がありません。
その後も方向を変えてサビいたり置き竿にしてみたりと試してみますが、外道すら反応しません。
 
満潮まではまだ時間があったので、一旦撤収して別の場所へ行ってみますが、やはり反応がありません。
 
ここにきて冷静に考えてみると、風が冷たいですし、少々波っ気もあります。
 
これに気が付いたところで、リールの逆回転が気になっていたこともあり、完全にヤル気が失せてしまい、納竿としました。
 
そうです「開幕ボウズ」をやらかしてしまいました。